「北は核開発に全力」IAEA事務局長、ウラン濃縮など「安保理決議への明らかな違反」

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 【パリ=山田真也】国際原子力機関(IAEA)の年次総会が20日、ウィーンで始まり、ラファエル・グロッシ事務局長は演説で「北朝鮮は核開発を全力で進めている。深刻な懸念材料だ」などと述べた。

 グロッシ氏は、北朝鮮はウラン濃縮などを進めているとしたうえで、「関連する国連安全保障理事会の決議に対する明らかな違反であり、遺憾だ」と語った。

 IAEAは8月下旬、北朝鮮北西部・ 寧辺 ヨンビョン の核施設の黒鉛減速炉(5000キロ・ワット)で、冷却水の排出など原子炉の再稼働を示す兆候が確認されたとする報告書をまとめていた。総会は24日までの日程で開かれ、イランの核問題などについても議論が行われる。

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