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佐賀県鳥栖市の民家敷地で高齢女性を殺害したとして、長崎大薬学部4年、山口
山口容疑者は10日昼過ぎ、鳥栖市酒井東町の民家の敷地で除草作業をしていた大塚千種さん(79)の頭部を、ハンマーで複数回殴って殺害した疑いがある。13日に大分県警大分中央署に「女性の頭部をハンマーで殴った」などとして自首し、佐賀県警が14日に逮捕した。
同県警によると、ハンマーは金属部分の幅が約12センチ、木製の柄が約40センチ。自首した際に持っていたリュックサックの中にあり、付着物のDNA型が被害女性のものと一致していた。
「真面目な子だった」
「おっとりしていて優しく、正義感が強かった」。山口容疑者が通っていた沖縄県の高校の同級生は振り返る。医師を目指し、医学部を志望してひたすら勉強しており、ピアノが上手だったという。高校卒業後に通った予備校の関係者は「問題のない真面目な子だった。事件について、講師も事務職員もみな驚いている」と話している。