デヴィ夫人(81)の同居人として話題となり、世界口笛大会優勝経験を持つ、口笛奏者でタレントの加藤万里奈(22)が20日、亜細亜大学の都市創造学部を卒業し、夫人に報告した。

加藤はもともと茨城・水戸在住で、都内まで3時間半かけて通学していることを聞いた夫人に「それならうちから通えば良い」と声をかけられて同居していた。この日、羽織はかま姿で夫人宅へ卒業報告に向かい、ランチの後には夫人から花束と金一封のプレゼント。加藤は夫人にメッセージカードと御礼の花束を渡し、家の前で記念撮影を行った。

また加藤は夫人に、来月20日に「名前の無い駅」で歌手デビューすることを報告。卒業を機に、口笛演奏以外の芸能活動も本格化させる。

加藤は「これまでデヴィ夫人含め沢山の方々支えて頂き、本日無事に4年間の大学生活を終える事ができ、大変うれしく感謝御礼申し上げます」と感謝。「このたび口笛の童謡アルバム、そして歌でデビューさせて頂ける機会をいただきました。歌では初の挑戦です!沢山の皆様に聴いていただける音楽を世界中にお届けできるよう励んで参りますので、どうぞ皆様応援よろしくお願い申し上げます」と話している。

夫人は加藤に向け「おめでとう!卒業論文書くときに大変苦しんでる姿を目の当たりにしてました。絶望的な顔をして一生懸命やっていたのをみていましたから卒業できてよかったわ」と祝福。「一緒に住むようになって、朝起こしたり、朝ご飯を作ったり、自分の娘にしてあげなかったようなことをしてあげました。これまでは学生と兼務でしたけど、これからは口笛奏者として世界的に有名になって欲しい。歌に挑戦するとのことですが、一度聴いたら覚えてしまうほどの才能があるのでこれからが楽しみです」と期待を寄せた。

◆加藤万里奈(かとう・まりな) 1998年(平10)12月7日、茨城県生まれ。中学生時代に世界口笛大会で優勝。14年、芸術文化功労賞を受賞。19年、日本人で初めて米・ニューヨーク州カーネギーホールで口笛を演奏。同4月より、デヴィ夫人宅で暮らす。水戸市「魅力宣伝部長」を務める。血液型A。