大谷、好投も10勝目ならず 103年ぶり快挙は持ち越し
【アナハイム=共同】米大リーグは19日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのアスレチックス戦に「2番・投手」で投打同時出場し、8回を5安打2失点、10三振4四死球で勝敗が付かず10勝目はならなかった。1918年のベーブ・ルース以来103年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」は前回登板に続き、持ち越しになった。今季は9勝2敗のまま。
打者では2打数無安打、2四球1三振で本塁打は8試合連続で出なかった。44本塁打はリーグ3位で、トップのブルージェイズのゲレロの46本、2位のロイヤルズのペレスの45本も変わらなかった。チームは延長十回、タイブレークの末2-3で敗れた。
レッドソックスの沢村はオリオールズ戦で5-3の七回途中に3番手で登板し、1回を1安打2失点、2三振2四球で5勝目(1敗)を挙げた。チームは8-6で5連勝。
パイレーツの筒香はマーリンズ戦で七回に代打で出場し、中飛に倒れた。守備には就かなかった。チームは延長十回、タイブレークの末5-6で逆転サヨナラ負けした。
レンジャーズの有原は出場の前提となる40人枠を外れ、戦力外となった。