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伊藤忠商事はアジアで、アニメやキャラクターのライセンス事業を始める。関連するビジネスを手がける香港の企業などと合弁会社を設立した。第1弾として、北欧発の人気キャラクター「ムーミン」のアニメ配信やグッズ販売、カフェやテーマパークの展開を目指す。
アジアで、アニメやキャラクターを商品化するライセンス市場は拡大している。特に中国では1995年以降に生まれた世代の人気が高く、2019年の市場規模は1・3兆円に拡大した。日本のアニメや漫画も人気で、海外展開したい企業も後押しする。
合弁相手の香港企業は、中華圏でアニメやスポーツチームなどのライセンスを手がけている。伊藤忠は合弁会社の売り上げについて、5年後に100億円程度を目指している。