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米国の実業家ら4人を乗せ地球を周回していた米スペースX社の宇宙船「クルードラゴン」が日本時間19日午前8時過ぎ、米フロリダ州沖の海に着水し、地球に帰還した。約30分後、宇宙船は船舶に回収された。4人は全員元気な姿で宇宙船を降り、ガッツポーズをしたり手を振ったりして、出迎えたスタッフらの拍手に応えた。宇宙飛行士以外の民間人による世界初の3日間の地球周回ツアーは成功した。
乗員は、米決済情報処理企業を経営するジャレッド・アイザックマン氏(38)ら4人。ミッションは、小児がん治療で有名なセント・ジュード小児研究病院への寄付金集めが目的で、宇宙では同病院と中継をつなぎ、子どもたちと交信するなどの活動を行った。