茂木氏訪米で日韓外相会談を調整…北ミサイル対応協議へ

　茂木外相が２２日から２４日の日程で訪米し、韓国の 鄭義溶 （ チョンウィヨン ） 外相との会談を調整していることがわかった。北朝鮮によるミサイル発射への対応について協議する。

　会談は今年５月、先進７か国（Ｇ７）外相会議の際に英国で行って以来となる。北朝鮮が今月、巡航ミサイルや弾道ミサイルを立て続けに発射したことを受け、日韓・日米韓で連携して対応することを確認する見通しだ。茂木氏は会談で両国の関係悪化の原因となっている慰安婦問題と元徴用工（旧朝鮮半島出身労働者）の訴訟問題について、改めて適切な対応を求める構えだ。ただ、鄭氏は韓国側の立場を説明するにとどまるとみられる。

　両外相は国連総会に合わせ、米ニューヨークを訪れる予定だ。