豪州の原潜導入は米国が支援へ、協力妨害された形の仏「トランプ氏彷彿させる」と憤りあらわに

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 【ワシントン=蒔田一彦、パリ=山田真也】米国がオーストラリアの原子力潜水艦導入を支援する方針を決めたことについて、バイデン米大統領が近くフランスのマクロン大統領に意図を説明する見通しとなった。ジェン・サキ米大統領報道官が16日の定例記者会見で明らかにした。

バイデン大統領
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 フランスはこれまで豪州と次期潜水艦の建造計画で協力してきた。米英豪3か国が15日に発表した潜水艦開発の新たな枠組みによって計画を妨害された形となり、反発している。

 ジャンイブ・ルドリアン仏外相は地元メディアに「一方的で唐突で予測不可能な決定だ。トランプ前大統領が行っていたことを 彷彿ほうふつ させる」と憤りをあらわにした。米メディアによると、在ワシントンの仏大使館は、17日に予定していた大使主催のパーティーを中止する措置をとった。

 サキ氏は記者会見で、フランス政府には発表に先立って連絡を入れていたと強調するとともに、「フランスとの関係を重視しており、緊密に協力している」と釈明に追われた。

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2376109 0 国際 2021/09/17 23:47:00 2021/09/17 23:50:26 2021/09/17 23:50:26 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210917-OYT1I50186-T.jpg?type=thumbnail

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