箱根駅伝の王座奪還へ、カギ握る大型ルーキー…鶴川正也(青山学院大1年)

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 男子大学生の陸上長距離は、10月10日の出雲全日本大学選抜駅伝から駅伝シーズンを迎える。選手たちは11月7日の全日本大学駅伝を経て、来年1月2、3日の第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)に挑む。今季前半の大舞台で躍動した注目選手を紹介する。

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青山学院大の大型ルーキー鶴川正也
青山学院大の大型ルーキー鶴川正也

5000メートルのU20王者

 同世代のライバルが集った6月のU20(20歳未満)日本選手権5000メートル。実力派ぞろいの青学大ルーキー4人を軸に先頭を争う中、「タイムではなく勝ちにこだわる」とのプラン通りに後方で力を温存。残り150メートル付近からトップに飛び出すと、一気に後続を置き去りにして優勝を飾った。

 熊本・九州学院高では2年時から、全国高校駅伝でエース区間の1区(10キロ)を任された。7人が28分台を記録するハイレベルな争いで、1学年上の強力世代にただ一人分け入り3位と快走。続く昨年は「自分の武器」と誇るスパートできっちり区間賞を勝ち取るなど、勝負強さが光る。

 原 すすむ 監督は今季、連覇を狙った前回の箱根で4位に終わったチームに、「着順争いが陸上競技の原点。タイムより強さを見たい」と求めてきた。その象徴となり得る大型ルーキーが、王座奪還の起爆剤となるか。(西口大地)

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2372650 0 ニュース 2021/09/17 05:00:00 2022/06/02 11:57:02 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210916-OYT1I50157-T-e1631825777137.jpg?type=thumbnail

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