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内閣府と財務省が13日発表した7~9月期の法人企業景気予測調査によると、大企業(資本金10億円以上、全産業)の景況判断指数は3・3で、4~6月期(マイナス4・7)から改善した。プラスは3期ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大は続くものの、ワクチン接種の進展に伴って景況感が改善した。
指数は、前期と比べた景況感について、「上昇」と答えた割合から「下降」と答えた割合を引いて算出する。
製造業は7・0で2期ぶりにプラスだった。半導体製造装置や自動車向けの工作機械の需要が好調だった「生産用機械器具製造業」が30・5だった。非製造業は1・5で3期ぶりにプラス。「宿泊・飲食サービス業」は2・2で前期(マイナス32・3)から大幅に改善した。
中小企業(資本金1000万円以上1億円未満、全産業)はマイナス18・0で、前期(マイナス25・5)から改善した。