SNS上で「常軌を逸した誹謗(ひぼう)中傷」などを受けていることを明かしたタレントで歌手の中川翔子(36)が10日、ツイッターを更新し、「被害者が守られ加害者がきちんと裁かれる社会になりますように」と願いをつづった。

中川は「被害者が泣き寝入りや更なる傷を受けて、加害者が守られたりなかったことになったり、そんなことばかりなのはおかしいってよく思ってしまう」と、深刻な社会問題となっているネット上の誹謗中傷をめぐる現状に疑問を投げかけ、「被害者が守られ加害者がきちんと裁かれる社会になりますように」とつづった。

中川は8日、ツイッターで「もう、常軌を逸した誹謗中傷、命の危険を感じさせる書き込みには、警察に相談してしかるべき対処をしていこうと思います」と、法的措置も辞さない構えを見せ、「被害者が泣き寝入り、加害者に甘かったりなにもなく、という例がありすぎると思う。世の中。そんなことにならないために抑止のためにも警察に相談します。そして書いた心あたりあるならもう遅いです」とした。

7月28日にYouTubeチャンネルにアップした動画では、アンチから「嘘(うそ)つき」などと言われていると言及。ファンサービスによるユーモアまじりの過去の言動がその発端になったと説明し、「説明が足りなかったのも悪かったかもしれないけど」と反省しつつも、「一生言われるからほんと腹立って」「ずっと真実と違うことで傷をえぐられたまま生きてるから、本当にたまに嫌になる。ほんと風評被害だよね、いい加減にしろよ」とやるせない思いをぶちまけていた。