米国連大使が東京五輪評価「逆境克服へ決意の証し」

トーマスグリーンフィールド米国連大使(ロイター)
トーマスグリーンフィールド米国連大使(ロイター)

東京五輪閉会式に米政府代表として出席するトーマスグリーンフィールド国連大使が5日、共同通信など一部の日本メディアと電話会見し、新型コロナウイルス禍での開催や「復興五輪」としての位置付けを踏まえ、今回の五輪は「逆境を克服しようとする日本国民の決意の証しだ」と評価した。

トーマスグリーンフィールド氏は「安全で安心な大会を開催するための日本政府や国民の努力に感謝している」と強調。さまざまな困難の中で五輪開催を実現させたことを「日本の人々は誇りに思うべきだ」と述べた。

同氏は日本滞在中、米国連大使として初めて難民選手団と面会する予定。難民支援などに注力してきた自身の経験を踏まえながら「面会の機会を得られ、興奮している」と期待感を示した。(共同)

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