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【ベルリン=石崎伸生】東京五輪にベラルーシの陸上女子代表として参加し、強制的な帰国命令を拒否したクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)が4日夜(日本時間5日未明)、亡命先のポーランドの首都ワルシャワに到着した。
ポーランド外務省の高官は4日、ツイッター上でツィマノウスカヤ選手がワルシャワに到着したことを明らかにし、「ポーランドは連帯と支援を示し続けていく」と書き込んだ。ツィマノウスカヤ選手は成田空港を出発し、オーストリアを経由してポーランド入りした。移動中はポーランドの外交官らが同行した。
ロイター通信によると、ポーランド政府は、ウクライナに退避しているツィマノウスカヤ選手の夫にも人道上の理由でビザを発給しており、2人はポーランドで合流するとみられる。