「おじさんブランド」スーパードライ 世界で戦えるか
アサヒビールの代名詞といえば、多くの人が「スーパードライ」を挙げるだろう。1987年に発売されると爆発的なヒットとなり、競合他社が追随する「ドライ戦争」を巻き起こした。あれから35年、販売量は最盛期の3分の1に減り、たそがれ時を迎えている。復権をかけて挑むのは海外。スーパードライ35年目の挑戦が始まった。
大衆ビールより約5割高く
ロンドン中心部の高級バー。アサヒが「エンリッチメント・シーカー」...
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首都圏などへの4回目の緊急事態宣言にもかかわらず、感染が広がる新型コロナウイルス。制約ある暮らしや経済活動が1年半以上にわたり続く。とくに飲食産業の疲弊は大きい。仲間と語らい、距離を縮める。そうした飲食が提供してきた価値が、感染のリスクになった。ビール大手のアサヒビールもまた、苦しみの中にある。コロナ下で飲食店とどう付き合い、革新的な製品を生むのか。逆境にチャンスを見いだそうとする姿を追う。