埼玉県 大野知事 緊急事態宣言初日 感染防止対策 協力呼びかけ

緊急事態宣言の対象地域となったことを受け、埼玉県の大野知事は2日夕方、さいたま市大宮区のターミナル駅の駅前に立ち、「医療全体がひっ迫している。皆さんの力を借りて、一刻も早くウイルスを封じ込めたい」と感染防止対策への協力を呼びかけました。

新型コロナウイルスの感染の急拡大を受けて、埼玉県は2日から緊急事態宣言の対象に追加され、県は県民に対して不要不急の外出・移動の自粛など感染防止対策を徹底するよう、求めています。

こうした中、埼玉県の大野知事は2日夕方、ターミナル駅のJR大宮駅前で、さいたま市の清水市長らとともに感染防止対策が徹底されていない飲食店などの利用を控えることなどを求めるチラシを配りました。

この中で、大野知事は「今回の感染拡大状況はこれまでの中で最も深刻で、対策をしても間に合わない。家庭内感染の次に職場での感染が多いので、会議はオンラインで行うなど勤務先での徹底した対策をお願いしたい」と通りかかった人たちに協力を呼びかけました。

大野知事は「一刻も早く、収束に向かうよう、われわれも懸命に取り組みたい」と話していました。