米雇用回復進むか 9月に失業給付の上乗せ終了
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今週の海外ニュースの注目点を日経CNBC報道部長で日経編集委員の高橋香織が動画解説します。
米労働省は6日、7月の米雇用統計を発表します。景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は6月の前月比85万人増から伸びが加速し、失業率は5.7%程度に改善(6月は5.9%)が予想されています。9月の終了を前に、多くの州が前倒しで失業保険の上乗せ給付を打ち切っており、米連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和の縮小)開始に向けて雇用の回復ペースに注目が集まっています。