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東京五輪は1日、競泳の最終日を迎え、東京アクアティクスセンターで午前11時15分から女子400メートルメドレーリレーの決勝が行われる。
2012年ロンドン大会「銅」以来のメダル獲得に期待がかかるが、白血病から復帰した池江璃花子(21)(ルネサンス)の泳ぎも注目される。
池江は女子400メートルリレー、新種目の混合400メートルメドレーリレーにも出場したが、いずれもチームは予選敗退。3種目目にして待望の決勝進出となった。先月30日の予選後には「(決勝では)トップ選手に食らいつくレースができたら」と抱負を語っている。
同じ会場で4月に行われた五輪選考会を兼ねた日本選手権。3年ぶりの出場だったが、女子100メートルバタフライで復活優勝した。次回のパリ五輪出場が現実的で、一時は遠くかなたにかすんでしまったと思われた東京五輪の代表を400メートルメドレーリレーの一員という形でつかみ「つらくてしんどくても、努力は必ず報われると思った」と涙した。
あれから約4か月、決勝の舞台には米国、カナダ、豪州などが顔をそろえた。池江がチームメートとともに世界の強豪との大一番に臨む。
日本は、背泳ぎを小西杏奈(25)(ガスワン)、平泳ぎを渡部香生子(24)(JSS)、バタフライを池江、アンカーの自由形を五十嵐千尋(26)(T&G)が務める。