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侍ジャパンvsメキシコ、一球速報と鹿取義隆さん解説はこちら
東京五輪の野球は31日、1次リーグが行われ、日本は横浜スタジアムでメキシコと対戦、甲斐(ソフトバンク)の適時打で追いつくと、山田(ヤクルト)の3ラン、坂本(巨人)のソロなどで加点し、7―4で勝利した。2連勝でA組1位となり、敗者復活戦のある決勝トーナメントには中1日おいた8月2日から登場、B組1位と対戦する。
一回表は日本の攻撃。メキシコの先発は左腕オラマス。日本は1番山田が四球で出塁。山田は2番坂本が空振り三振に倒れた際に盗塁を決め、一死二塁としたが、3番吉田正は左翼へのライナー、4番鈴木誠も右飛に倒れた。ただ、日本はファウルで粘り、球数を多く投げさせている。
日本の先発は森下(広島)。一回裏、先頭打者に右前に運ばれ、暴投で二塁に進めてしまったが、2番打者は左飛に。しかし、元オリックスの3番メネセスに中前に運ばれ、先制点を許した。しかし、4番のA・ゴンサレスを二ゴロ併殺打に仕留めた。
二回表、日本は先頭の5番浅村が右前に運んで出塁。日本はこれが初安打。一死後、菊池涼が左前安打を放ち一、二塁。8番村上は空振り三振に倒れたが、9番甲斐が中前に適時打を放ち、日本が同点に追いついた。続く一、二塁のチャンスに1番山田は左飛に倒れた。
二回裏、森下は落ち着きを取り戻し、二ゴロ、空振り三振、遊ゴロに仕留めた。
三回表、2番坂本が左翼へ二塁打を放つ。3番吉田正の三ゴロが悪送球を誘い出塁。4番鈴木誠の中飛で坂本が三塁へ進んだ。一死一、三塁から5番浅村は投ゴロ。オラマスが処理をもたつく間に坂本がヘッドスライディングで生還し日本勝ち越し。6番柳田は一ゴロに倒れた。日本2-1メキシコ。
その裏、森下は見逃し三振、右翼ライナー、三ゴロに打ち取った。
四回表、メキシコは投手が交代。一死後、8番村上が中前打で出塁。9番甲斐が左翼への二塁打で続く。ここで1番山田に左越えの3ランが飛び出した。日本5-1メキシコ。2番坂本、3番吉田正は凡退。
その裏、メキシコは無死からの連打で一、三塁。森下は4番A・ゴンサレスを二ゴロ併殺打に打ち取った。この間に三塁走者のエリサルデが生還。日本5-2メキシコ。
五回表、一死から5番浅村が四球で出塁したが、後続が倒れた。
その裏、メキシコは一死からジョーンズが投手強襲安打で出塁したが、森下は8、9番をきっちり抑えた。
六回表、メキシコは4番手で右腕バルガスが登板。日本は三者凡退に倒れた。
その裏、日本も2番手に伊藤(日本ハム)を送る。伊藤は1~3番打者を抑える。
七回表、メキシコは5番手で左腕バニュエロスが登板。先頭の2番坂本が左翼にソロ本塁打を放つ。日本6-2メキシコ。
メキシコは二死一塁から6番手の右腕が登板。その初球に四球で出塁していた鈴木誠が二盗、さらに送球がそれる間に三塁へ進んだ。しかし、6番柳田は二ゴロに倒れた。
その裏、伊藤は続投。二死一、二塁のピンチを招いたが、8番ペーニャを中飛に打ち取った。
八回表、日本は二死から9番甲斐が投手強襲安打で出塁、すかさず二盗を決めた。すると、1番山田が中前に適時打を放つ。日本7-2メキシコ。
その裏、日本のマウンドには3番手として平良(西武)が上がる。二死一塁から3番メネセスに左越え2ランを浴びた。日本7―4メキシコ。
九回表、先頭の3番吉田正の鋭い打球は一塁の好守にあう。4番鈴木誠の大きな当たりは中飛に。5番浅村は三振。
その裏、日本のマウンドには栗林(広島)が上がった。一ゴロ、遊ゴロ、三振に仕留め試合終了。日本勝利。
日本の先発メンバーは初戦のドミニカ共和国戦と同じで、以下の通り。
1番 DH 山田(ヤクルト)
2番 遊撃 坂本(巨人)
3番 左翼 吉田正(オリックス)
4番 右翼 鈴木誠(広島)
5番 一塁 浅村(楽天)
6番 中堅 柳田(ソフトバンク)
7番 二塁 菊池涼(広島)
8番 三塁 村上(ヤクルト)
9番 捕手 甲斐(ソフトバンク)