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野球日本代表「侍ジャパン」は30日、五輪1次リーグ2戦目となるメキシコ戦に向けた前日練習を、神奈川県横須賀市にあるDeNA二軍の室内練習場で行った。先発する森下(広島)はキャッチボールやランニングなどで汗を流した。
初戦の山本(オリックス)に続き、若手に先発を託した稲葉監督は「(試合の)日程が決まっていたし、調整もしやすいところでやってもらう形にしている」と説明。セ・リーグ2位の防御率2・29をマークする23歳の右腕に、「強い球を投げ、緩急も使える」と期待をかけた。
稲葉監督は30日に行われたドミニカ共和国―メキシコ戦をテレビでチェックした。中軸を打つ元オリックスのメネセスと大リーグ通算317本塁打のA・ゴンサレスには強い警戒心を示し、森下も「映像を見ると、長打もあるし、(きちんと)コンタクトしてくる打者もいる」と対戦相手へのイメージを膨らませた。
会場は初戦の福島県営あづま球場から、横浜スタジアムに移る。29日の韓国―イスラエル戦で両チーム計6本塁打が飛び出したように一発が出やすい球場だが、森下は「それを怖がらず、内外角にしっかり投げていく」と気を引き締めた。
ドミニカ共和国 メキシコに勝利
1次リーグ2試合が行われ、日本と同じA組のドミニカ共和国が1―0でメキシコを下した。B組では米国が8―1でイスラエルを破った。