完了しました
【ニューヨーク=小林泰明】米IT大手グーグルは、オフィスに出社する従業員に対し、新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける方針を表明した。米フェイスブックも米国のオフィスに出社する従業員にワクチンの接種を求めており、今後、米企業に同様の動きが広がる可能性がある。
グーグルは今後数週間以内に米国で義務付け、数か月で他の地域にも拡大するとしている。米国では感染力が強いとされるインド型(デルタ型)を中心に、新型コロナウイルスの感染が再拡大している。
グーグルは今後、オフィスと在宅を組み合わせるといった柔軟な勤務形態に移行する方針。ワクチン接種の義務化は、オフィス復帰に不安を感じる従業員に対応する狙いがありそうだ。