力不足を露呈したバイデン政権の一年間

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力不足を露呈したバイデン政権の一年間 (渡瀬裕哉) ──日本側もバイデン政権の力量不足を念頭に置いた対応にシフトしていくべきだ

しかし、バイデン政権が同サミットを通じて実現したことは、民主主義国と定義される国の範囲を限定し、旧来からの同盟国を蔑ろにし、招待されなかった国々を中国側に追いやったことだけであった。むしろ、台湾の地位承認に関しては極めて弱腰の態度に徹し、世界中の国々から米国の指導力に対する疑問を抱かせる結果にもなった。さらに、世界中の小規模な国家が中国の経済力の前に膝を屈し、台湾との国交を断絶する国が増加している。中国の台湾に対する軍事的圧力はバイデン政権発足後に一層の強まりを見せており、東沙諸島などの係争地域での限定的な紛争リスクは高まり続けている。今、東沙諸島で何らかの紛争が起きたなら、米国は成す術なく台湾の領土の一部を見捨てるだろう。

結局、バイデン政権が対中国で保持しているメインカードは、トランプ時代の日米中印によるクアッドだけだ。そして、このクアッドという枠組みが現実に機能し始めている主な理由は、米国の指導力が発揮されたからではなく、他三か国が中国との個別に軍事的または経済的な衝突をしたからに過ぎない。 そのため、米国の曖昧な態度に痺れを切らし、英国と豪州が新たな軍事協力であるオーカスをバイデン大統領に提案したが、その結果としてバイデン政権は民主主義国であるフランスとの間でシコリを残すことになった。このような対応はEUを対中国側に引き込む際に障害を引き起こすが、成り行き任せの受け身のバイデン政権には何かを主体的に仕掛ける意思と能力はないだろう。そして、その根っこにあるイザという際には、アングロサクソン同士しか信用しない外交姿勢にも深い疑念が残らざるを得ない。

 

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岸田政権の惨憺度は更に酷い

共和党支持者からはそう見えますよね。

書いてる人: 渡瀬 裕哉 元Tokyo Tea Party事務局長

そうかも知れんけど、こっち側も力量が不足してるからな。

バイデンは完全に老いた老兵だったからな。 思考停止している時間が長く中国との駆け引きが下手くそすぎるよな。

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