ウルフが「金」 柔道男子100キロ級

決勝で韓国選手と対戦するウルフ・アロン=29日、日本武道館(納冨康撮影)
決勝で韓国選手と対戦するウルフ・アロン=29日、日本武道館(納冨康撮影)

柔道男子100キロ級のウルフ・アロン(了徳寺大職)は決勝でチョ・グハム(韓国)を破り、金メダルを獲得した。

アロンは、2回戦でムハマトカリム・フラモフ(ウズベキスタン)に浮き技を決めて一本勝ち。バルラム・リパルテリアニ(ジョージア)と対戦した準決勝では、大内刈りで技ありを奪い、決勝に駒を進めた。

米国出身の父を持ち、東京で生まれ育ったアロンは世界ランキング5位。同級で日本勢は2000年シドニー五輪の井上康生を最後に頂点から遠ざっており、母国開催での復活に期待がかかっていた。

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