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高知空港(高知県南国市)の保安検査場で28日、多機能ナイフ1本が入った乗客のリュックを検査員が誤って通過させるトラブルがあった。搭乗前の乗客約200人の保安検査をやり直した。このため、ジェットスター・ジャパンの成田、フジドリームエアラインズの名古屋、日本航空の羽田行きの3便が最大約2時間遅れた。
空港などによると、同日午後3時15分頃、搭乗前の30歳代男性客から「刃物を持ち込んだが、大丈夫か」と申告があった。リュックはX線検査を受けていたが、検知できなかったという。