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体操代表では、2大会連覇を目指す男子団体総合は4人全員が初出場。NHK杯優勝の橋本大輝(順大)ら平均年齢21・5歳の若さと勢いで頂点を狙う。
ライバルは、世界選手権で2018年覇者の中国、19年王者のロシア(今大会はロシア・オリンピック委員会=ROCとして出場)。日本はいずれも3位に甘んじたが、世代交代が進んで攻勢に転じられそうだ。本番形式の試技会では、水鳥寿思監督が優勝ラインとにらむ合計262点を上回る得点を挙げ、「実力からすれば、十分届く状況」と監督の表情は明るい。
個人総合は19年世界王者のニキータ・ナゴルニー(ROC)を軸に、爆発力のある橋本や中国勢が追う展開になりそうだ。
種目別では、鉄棒で内村航平(ジョイカル)が1984年ロサンゼルス大会の森末慎二以来の金メダルに挑む。6月の全日本種目別選手権で内村を破って優勝した橋本も番狂わせを狙う。
エースの村上茉愛、女王バイルスと激突
女子は、エースの村上