2021年最後のレース。森重が飛躍の年を象徴する滑りで締めた。スタートからぐんぐん加速し、課題の終盤400メートルでも全ての力を振り絞った。前半とのラップタイムの落ち幅を2秒3にとどめ、ゴール後は右拳を力強く握った。自己ベストを1秒近く更新し3位。「想像できないタイム。本当に驚いた」と満足げに笑った。3枠の五輪代表入りを確実にした。
18年から活躍し、日本をけん引した同郷の先輩・新浜としのぎを削る。2人はともに別海町生まれ。4歳違いで、小中学時代は同じ「別海スケート少年団白鳥」で鍛錬した。29日の500メートルで森重が優勝し、新浜は2位だった。1000メートルは森重が「新浜さんは速い。僕も500メートルだけじゃない」と奮起したが、0秒01差で2位の新浜に敗れ「悔しい」と振り返った。それでもともに2種目で五輪出場を確実にし「別海町同士で盛り上げていけたら」と気持ちを高めた。 今季ナショナルチーム入りし、今月のW杯では500メートルで33秒99を出した期待の新星。ウェートトレでは夏場から「バイクのパワーで100ワットは上がった」と日々成長中。来年2月の五輪へ「代表として全力で滑りたい」とさらなる飛躍を誓った。
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