一番高い表彰台で「ちょー気持ちいい!」を叫ぼう。巨人坂本勇人内野手が高揚感を漂わせて侍ジャパンの強化合宿に合流する。

「やっぱり北島康介さんとかね、僕が高校の頃ですかね。鮮明に記憶に残っているので。毎回、五輪は楽しみに見ていましたし、そういう場で自分もプレーできる機会があるというのは幸せだなと」と気持ちを高ぶらせた。

19日から東京五輪に臨む侍ジャパンの全体練習がスタートする。今季はここまで60試合で打率2割7分2厘。「バッティングの部分でなかなか状態が上がってこない。五輪期間に入る前に、いい状態にしたい」と調整に余念がない。半端ない期待と重圧の中での超短期決戦で金メダルを目指す。「自分がいい結果、悪い結果どういう結果が出ようとチームが勝てばいい。そういう気持ちでやる」とリーダーの自覚を持ってけん引する。