アテネ五輪銅メダリストのDeNA三浦大輔監督(47)が、侍ジャパンに選出されている山崎康晃投手(28)に東京五輪でのメダル獲得を求めた。「日本代表の一員としてメダルを取れるように頑張ってもらいたい」と期待した。

三浦監督は今春、昨季不振に陥った山崎を1軍キャンプから外した。山崎は投球スタイルの幅を広げ、開幕直前に1軍に復帰。8回を任され、前半戦だけで39試合に登板した。防御率2・37と安定した成績を残し、リーグ3位の21HP(3勝18ホールド)を挙げている。三浦監督は「いろんな思いがある中で、与えられたところで結果を出そうとしっかり毎日取り組んでくれている。去年に比べればストレートの切れが良くなっている」。五輪に向かう右腕の状態に太鼓判を押した。