日本野球機構(NPB)は17日、楽天田中将大投手(32)浅村栄斗内野手(30)が体調不良、日本ハム近藤健介外野手(27)が急性胃腸炎で、同日のマイナビオールスターゲーム2021第2戦(楽天生命パーク)の欠場を発表した。

3人とも前日16日の第1戦に続いての欠場。楽天によると東京オリンピック(五輪)代表の田中将、浅村は前日と同じく、15日に2度目の接種を行った新型コロナウイルスワクチンの副反応による症状とみられる。野球協約の規定で球宴に選出された選手が辞退すると後半戦最初の10試合に出場できないが、ワクチンの影響による体調不良の場合は適用を免除される。

仙台での球宴開催は東日本大震災が発生した11年以来10年ぶり。8年ぶり7度目の選出となった田中将は「仙台で開催されるので選ばれたいという思いが強かった」と話していたが、無念の欠場となった。3選手は19日から仙台市内で行われる侍ジャパンの五輪直前合宿に参加予定。