西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(53)が、大阪・カンテレの地上波テレビ中継、CS放送フジテレビTWOの中継で解説を務めた。

20年6月の執行猶予(覚せい剤取締法違反)明け以降、初のテレビ解説で、PL学園で2学年後輩の片岡篤史氏(52)と2人並んだ。球場入りした時にはNHKで解説に来ていた藤川球児氏(40)があいさつに訪れた。

2回1死から阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が打席に立つと「鍛えられた筋肉、体が仕上がっている。三振を恐れず振っていく強さがある」と話した。ボール球の変化球を空振り三振すると「この失敗を次に生かしてほしい」とエール。ここ最近の不調については「自分にいらだってボール球に手を出している。リラックスして打席に立てば、また開幕当初のような場外本塁打も出ると思う。佐藤選手は自分に厳しいタイプだと思う」と自分に厳しすぎず、もっと落ち着いて打席に入ってほしいと期待を込めた。