侍ジャパンの稲葉篤紀監督(48)が10日、名古屋市内で星野仙一さんの墓参りをし、その後、愛知・あま市内の瑞円寺にある供養碑を訪れ必勝祈願を行った。

星野さんが監督を務めた北京五輪に、稲葉監督は選手として出場。「夢」と記された石碑の前で手を合わせ「お前の好きなように頑張れと、多分おっしゃってくれる。見守って下さいと、お願いというか、心で念じてました」と言った。

大会は無観客で行われる予定。

「我々は野球ができる喜びをしっかりと感じなければいけない。野球をやらせていただくだけありがたいと感じていますし、もちろんファンの皆さまの前でプレーできるのが良かったんでしょうけど、こういう状況ですから。ファンの方たちがいなくても、テレビの前で応援してくれている方はたくさんいますので、全力でしっかりやっていきたいと」と受け止めた。