兄弟だからこそ売れた時代があった!! 消滅しつつある今だからこそ再考したい歴史に残る名兄弟車列伝 - 自動車情報誌「ベストカー」

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今や絶滅しつつある兄弟車。しかし、ひと昔前までは、切磋琢磨することで売り上げを伸ばしていた兄弟車の存在は大きかった。そこで今回は、モータリゼーションを席捲した名兄弟車の魅力を再考してみたい。

レビンもトレノも違いは基本的には外観のみ。レビンはグリルを持つにのに対し、トレノはグリルレスで、リトラクタブルスタイルを採用していた。この差別化も完全に販売チャンネルのためのもので、レビンはカローラ店、トレノはトヨタオート店(現ネッツ)向けに振り分けられた。ちなみに、1.5リッターエンジンを搭載するグレードも設定されていたが、こちらはAE85型で、“ハチロク”とは似て非なるものだ。

ハチロクが登場した1983年、他のカローラは前輪駆動に変更になり、後輪駆動レイアウトを継承したのがレビンとトレノだけだったということもハチロクへの注目度が高まった要因のひとつと言える。当時、走り重視派のユーザーにとってFFよりもFRレイアウトというのは定番だったのだ。現行車であった時代はレビンの人気が高く、レビンは出来のいい兄の陰に隠れる弟といったイメージだった。実際、新車の販売台数はレビンの6万6000台に対してトレノは3万5000台と、レビンのほうが圧倒的に売れている。 地味だった弟が兄を凌駕する人気を得ることになったきっかけは、AE86の生産終了から約8年後に大ヒットしたコミック「頭文字D(イニシャル・ディー)」。主人公が操るクルマがトレノだったことから、弟の株は急上昇し、下剋上状態となってしまった。

AE86レビン/トレノは、数ある兄弟車のなかでも最も成功したクルマと思われがちだが、実は既出の新車販売台数を見ると決して大ヒットと言えるものではない。現役時代は、あくまでも通好み(特にレビンは)のクルマとしての位置づけだったことは若い世代には意外かもしれない。

 

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