オールバニ警察によれば、現場から逃走した侵入者はその後、SNSを通じた情報提供のおかげで特定に至ったという。市民からもたらされた手がかりを基に逮捕されたのは、マリオン・アルブリトン・ジュニアという男性だった。男性に見られたと気付いた侵入者は彼に銃を向け、服を脱ぐように命じたという。その後、侵入者は男性のズボンと電話、車のカギを奪い、被害者の車に乗って逃走した。
当初、警察が到着する前に逃走した犯人の手掛かりはなかったが、警察は犯人の情報を集めるためにさまざまなソーシャルメディアを利用したという。すると、すぐに多くの情報がもたらされ、11月16日にアルブリトンの逮捕につながった。アルブリトンは武装強盗の容疑で起訴されている。近年、ソーシャルメディアは警察が容疑者やその動機、容疑者と被害者の関係を調査するうえで重要な役割を果たすようになっている。多くのケースでソーシャルメディアを通じて監視映像や写真などを集めているほか、容疑者の特徴を特定したり、犯罪情報を拡散して防犯に役立てるといった活用もしている。 司法政策センターの発表によれば、全米の警察署のうち98%がフェイスブックを利用し、約71%がツイッターを利用しているという。未解決事件の解明に役立つ情報の提供など、市民が自ら周辺の問題解決に協力する場として機能しているようだ。
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