阪神西勇輝投手(30)が通算100勝へ向け先発のマウンドにあがった。2回に広島の打者一巡の猛攻を受け7失点。5回の打席で代打を送られ、勝ち投手の権利なく降板した。

初回はスライダーで打者を翻弄(ほんろう)し3者凡退。いつものワインドアップではなく、先頭からセットポジションで丁寧に投じた。

だが2回に目を疑う展開が。先頭の鈴木誠には内角への厳しい速球を左翼場外へ運ばれ先制を許した。その後も5連打などで、20年11月5日ヤクルト戦(甲子園)に並んでワーストタイの7失点。5回表に代打が送られ降板した。

平成生まれでは巨人菅野以来2人目となる100勝への大台へチャレンジしたが、次戦にお預けとなった。

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