カタール、サッカーＷ杯の観客全員に接種義務付け

　【カイロ＝酒井圭吾】来年１１～１２月に開催されるサッカー２０２２年ワールドカップ（Ｗ杯）について、カタール政府は２０日、観客全員に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付ける方針を表明した。

　国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）やカタール政府は満員での開催を目指している。カタールのハリド・ハリファ・サーニ首相は２０日、記者会見で「Ｗ杯の開催時にはほとんどの国で接種は終えている」との見通しを示した。各国で未接種の観戦希望者らにワクチン提供を行う計画も明らかにした。