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東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は20日、東京都中央区晴海の選手村(44ヘクタール)を報道陣に公開した。居住棟や食堂、新型コロナウイルスに感染した疑いがある人向けの「発熱外来」がほぼ完成しており、来月13日の開村に向け、最終準備が進んでいる。
銀行やクリーニング、インターネットカフェなどが入店する「ビレッジプラザ」は、全国から提供された約4万本の木材で建築された。大会後に解体され、産地の公共施設などで木材が再利用される。
食堂では、国産の食材を主に使った約700種のメニューが振る舞われる。組織委幹部は「感染防止で外出できない選手たちに、少しでも日本を感じてもらいたい」と話した。
同時に滞在する選手を減らすため、入村は五輪選手は競技の5日前、パラ選手は7日前からで、いずれも終了後、2日以内に退村する。