食品ロス削減、賞味期限近い飲料や菓子を自販機で安く販売…ネスレ日本

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ネスレ日本が設置した食品ロス削減ボックス(東京都渋谷区)
ネスレ日本が設置した食品ロス削減ボックス(東京都渋谷区)

 ネスレ日本は、賞味期限が近くなった飲料や菓子の無人販売機を東京都や愛知県、広島県など全国5か所に設置した。従来は廃棄していた商品を割安な価格で販売し、食品ロスの削減につなげる。

 販売機は「食品ロス削減ボックス」と名付けられ、主にオフィスビルに置かれる。専用サイトで商品と購入場所を選択して事前に決済し、スマートフォン上でパスワードを入力すると商品が受け取れる。ボトルコーヒー「ネスカフェ」やチョコレート菓子「キットカット」など9種類を取り扱う予定で、希望小売価格より1~5割安くする。

 食品業界では、製造日から賞味期限までの期間の3分の1を過ぎた商品を小売店に納品できなくなる商習慣が定着している。担当者は「需要予測に基づき生産を調整しているが、どうしても食品ロスが生まれていた。原材料をできる限り無駄にせず消費者に届けたい」と話す。

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2139211 0 経済 2021/06/19 23:26:00 2021/06/20 00:24:52 2021/06/20 00:24:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210619-OYT1I50120-T.jpg?type=thumbnail

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