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東京都は7月9日から始まる東京五輪の聖火リレーの一部日程について、公道での走行を取りやめる方向で調整に入った。新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が、リレー期間中に都内に適用されるためで、無観客の代替イベントの実施も検討している。
都内のリレーは、7月9日に駒沢オリンピック公園(世田谷区)をスタートし、開会式が行われる23日に会場の国立競技場(新宿区)に到着する。15日間で都内の全62区市町村を巡り、1000人以上のランナーが参加する見通しだ。
今月21日から7月11日まで重点措置が適用されるため、世田谷区や八王子市などを走る最初の3日間が措置期間と重なる。都はこの3日間は公道のリレーを中止する方向で調整している。
11日のコースは重点措置の対象区域外の奥多摩町や檜原村が含まれており、都は大会組織委員会などと協議を進め、対応を決める。