暫定5位から出た松山英樹(29=LEXUS)は、痛恨のダブルボギー発進となった。

出だしの10番パー4で、第2打をグリーン奥の深いラフに打ち込んだ。するとラフから思うようにボールを上げられず、脱出に3打を要し、第5打でようやくグリーンに乗せた。第6打でようやくカップに入れ、険しい表情を見せた。ラフに入れた第2打を打った直後には、ズボンのベルトに不具合が起きた様子で、踏んだり蹴ったり。

第1ラウンドの貯金をいきなり使い果たしてイーブンパーとなり、波乱の船出となった。

続く11番パー3は、ティーショットを左のギャラリーの中に打ち込むなどしてボギーとした。前日の第1ラウンドで連続バーディーを奪った10、11番で、3つ落とした。

悪い流れは止められず、難度の高い12番パー4で、再びダブルボギーをたたいた。第2打でラフに打ち込むと、第3打はグリーン手前までしか運べなかった。グリーン外からパターで打った第4打は1・5メートルもカップをオーバーし、ボギーパットも決められなかった。

出だしから3ホールで5つも落とし、順位は一気に暫定70位台へ。予選通過のカットラインを意識する位置まで急降下した。