不振で2軍再調整中の巨人丸佳浩外野手(32)が18日からの阪神3連戦(甲子園)で1軍復帰することが14日、濃厚となった。

イースタン・リーグ5試合に出場し、2割6分3厘、1本塁打と復調の兆しを見せた。1軍ではここまで40試合で2割2分7厘、4本塁打8打点と低迷。さらに交流戦に入ってからの10試合で打率1割8分8厘、打点0と不振を極め、5日に出場選手登録を抹消された。1軍全体練習の15日に10日ぶりに1軍本隊に合流する。

左太もも裏の違和感で離脱中だった梶谷隆幸外野手(32)も同3連戦から復帰する可能性が高まった。5月23日の中日戦での守備で同箇所を負傷。順調にリハビリが進み、16日のイースタン・リーグロッテ戦で実戦復帰する見通しが立った。最終チェックで問題がなければ「マル&カジ」の同時1軍復帰となる。

7ゲーム差で追う首位阪神とのリーグ再開カードは、中盤に差し掛かるペナントの行方に大きな影響を及ぼす。13日のロッテ戦後に原監督は「でも、もうそこは何回も言うように、誰々が帰ってきたらなとか、そんなことは考えることはしない。与えられたメンバーでやるということですね」と話すにとどめた。エース菅野、坂本が1軍に復帰した。丸、梶谷も加わり猛虎を追う。

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