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山梨県の南アルプス市消防本部で上司から暴行や暴言などを受けたとして、複数の職員が被害を訴えていることが11日、市幹部への取材で分かった。市が調査を進めており、今月末にも庁内にハラスメント対策委員会を設置し、事実関係を確認する。
市幹部によると、市消防本部で上司が部下にパワハラ行為をしているとの投書が市に寄せられ、3月から調査を始めた。全職員約90人を対象にアンケートを実施したところ、複数の職員が被害を訴えたという。
市ハラスメント対策委は、手塚千広副市長を委員長として幹部らで構成される見通し。外部の有識者からも意見を聞いた上で、パワハラ行為が認定された場合、市が処分を検討する。
市は「当事者でない職員からの証言も聞いた上で、事実関係を確認したい」としている。