奈良市の薬師寺で、奈良時代から続く伝統法要の「修二会（しゅにえ）」（花会式（はなえしき））が執り行われるのを前に、金堂の本尊「薬師三尊像」（国宝）のほこりを取り除く「お身拭（みぬぐ）い」が２３日行われた。 修二会は２５～３１日、１０人の僧侶・練行衆（れんぎょうしゅう）が国家繁栄などを祈る。平安時代、病気平癒を薬師如来に祈って無事に回復した堀河天皇の皇后が、１０種の造花を修二会に供えたことから、花会式とも呼ばれる。新型コロナウイルスの感染防止のため、花会式の奉納行事や稚児行列などは中止される。.
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