信頼の置けない引っ越し業者を追跡するためにAirTagを家財に忍ばせるという行為が話題に

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Appleの落とし物トラッカー「AirTag」は、シンプルな操作で手軽に大事な物の位置情報を追跡できる小型デバイスです。そんなAirTagを「信頼の置けない引っ越し業者を追跡する」ために用いる手法がアメリカで広がりを見せています。

AirTagで引っ越し業者を監視する手法について報じたのは、アメリカ軍関係者向けの報道組織のMilitary Timesです。Military Timesによると、アメリカ軍に所属する軍人につきものなのが「大がかりなのに雑な引っ越し」で、配属先によっては国境どころか大陸をまたがる形で移動しなければならないにもかかわらず、送った荷物の一部が別の場所に運ばれることがしょっちゅう発生するとのこと。

そんな雑な引っ越しを4度も経験したヴァレリー・マクナルティ氏が考案したのが「AirTagを活用する」という方法です。マクナルティ氏はアメリカ中西部に位置するコロラド州から東部に位置するニューヨーク州に異動を命じられた際、AirTagを子どものオモチャを収めた段ボールに忍ばせ、引っ越し業者に託しました。 引っ越し業者は金曜日に配送を完了する予定でしたが、当日になってからマクナルティ氏に「お届けは日曜日になります」と伝えてきただけでなく、さらにその数時間後には「コロラド州で荷物を受け取ったばかりで、お届けは最短でも月曜になるとドライバーから連絡がありました」と通達してきたとのこと。 しかし、この通達は事実と反するものでした、マクナルティ氏が荷物に仕込んだAirTagから得られた情報によると、問題の荷物はコロラド州ではなく、「ニュージャージー州」に届けられていました。引っ越し業者が伝達したコロラド州はマクナルティ氏が荷物を送った州ですが、ニュージャージー州は目的のニューヨーク州の南隣の州。つまり、引っ越し業者は荷物の現在地についてかなり適当なことを伝えてきたわけです。その後の調査によって、引っ越し業者のコーディネーターもドライバーの現在地をつかめていなかったばかりか、ドライバーが目的地のはるか南にいたのも何かのトラブルなどではなく「単に妻に会いに行った」だけだったと発覚。マクナルティ氏は「AirTagがなければもっと待たされるところでした」と振り返っています。

こうしたトラブルを経つつマクナルティ氏の荷物の大部分は無事到着したそうですが、まだ高額品を収めた段ボール数点が届いていないとのことで、マクナルティ氏は「虚偽の申告をして荷物を盗む人がいます」と、軍の引っ越しプロセスを改善するように求めています。されていますが、近年はAirTagを悪用してストーキングに使うという手口も増加の一途をたどっています。身の回りの不審なAirTagを見つける方法についてはAppleが公式ガイドラインを公開し、iPhoneの「探す」を使った検出方法を解説しています。

 

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