ソフトウェアエンジニアとしての経験を持つプロダクトマネージャーのムニョス氏によると、「ありもしない問題を解決するためのコードやデザイン」と形容されることもあるオーバーエンジニアリングは、開発力不足よりも多くのプロジェクトを頓挫させてきた危険な問題とのこと。そこでムニョス氏は、オーバーエンジニアリングの原因、影響、予防方法を以下のようにまとめました。オーバーエンジニアリングは、未知の「万が一」に備えて製品を将来性のあるものにしようとする時に発生します。その「万が一」が起きることはほとんどないにもかかわらず、「時間の浪費」や「プロジェクトの複雑化」といった問題は、プロジェクトが終わる時まで負担になり続けます。
オーバーエンジニアリングが発生するもう1つの原因は経験不足にあります。一般的に、経験豊富なほどオーバーエンジニアリングになりにくいといわれていますが、それは「熟練したエンジニアになるころには、嫌と言うほどオーバーエンジニアリングを経験してしまっているから」とのことです。
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