仙台市青葉区の江陽グランドホテルで24日に開かれた仙台「正論」懇話会の第62回講演会は、産経新聞論説委員で前ロンドン支局長の岡部伸氏が「新・日英同盟と脱中国」と題し、英国との連携の重要性を訴えた。講演要旨は次の通り。
新型コロナウイルスによって世界の秩序や構造が大きく変化した。中国は全体主義システムで新型コロナを封じ込め、自由主義体制よりも優位だとプロパガンダ(政治宣伝)に利用している。経済力と軍事力を拡大させ、南シナ海や東シナ海、インド国境で現状変更を試み、台湾侵攻も視野に入れている。覇権を目指す中国への対応が世界共通の大きな問題になっている。 米、英、オーストラリアなど英語圏5カ国の機密情報共有の枠組み「ファイブアイズ」などが中国包囲網を張る中、欧州連合(EU)を離脱した英国は日本に接近している。英国は、2015年の国家安全保障戦略で日本を同盟国と位置づけ、アジアにおける安全保障や貿易などの最大のパートナーとしている。
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ソース: Sankei_news - 🏆 68. / 53 続きを読む »