今夏、一度は移籍金900万ユーロ(約11億7000万円)でバルセロナに加入しながら、移籍市場最終日の8月31日に2500万ユーロ(約32億5000万円)でトットナムに売却されたブラジル代表DFエメルソン(22)が、退団に追い込まれたバルセロナのやり方に苦言を呈した。スペイン紙マルカが3日に伝えた。
エメルソンは「バルセロナに入団することが小さな頃からの夢だった。バルセロナに行きたかったし、あそこでプレーすることがどんなものかを感じたかった。それが僕の夢だったからね。ロナウジーニョがプレーしているのを見て大好きになった。その後、メッシ、ネイマール、アウベスが出てきたんだ」とバルセロナ愛を明かした。 だが一転、バルセロナを退団せざるを得なくなった経緯については「クラブは僕があそこに残るのを希望してくれていると思っていた。僕は日曜日(8月29日のヘタフェ戦)に先発出場していたし、翌日、朝起きて落ち着いて練習に向かったんだ。でもその後、トットナムがバルセロナと交渉していること、すでに移籍が決まりかけていることなど、たくさんのニュースを目にするようになった。僕は何も知らなかったので、何が起こっているのか全く理解できなかった。午後になるとクラブから電話があり、練習場で話をしたいと言われたんだ。そしてそこで、クラブが僕を売りたがっていることを知ったんだ」と寝耳に水だったことを明かした。
エメルソンはクラブ首脳と会い、財政面で問題があり、困難な時期を過ごしていること、クラブにとって同DFを売却するのがベストな判断であることなどを説明された。「でも僕は『ここでプレーし、バルセロナに貢献したいので残留するつもりだ』と自分の意志を言い続けたんだ。自分のコンディションがベストなら成功できると思っていたからね。でも僕は賢いので、彼らが僕に『退団しろ』と強く言っていることに気づく瞬間がやって来た。彼らは非常に素晴らしい言葉で僕を追い出してくれたんだ」と皮肉を述べていた。 契約を結んだ時点で、バルセロナがすでに売却を考えていたかについては「入団した時は、バルセロナが僕を売るつもりなんてないと確信していたけど、今回の出来事を振り返ると、彼らは僕と契約した時、すでに売却することを考えていたことがハッキリと分かる」と残念がり、「彼らのやり方には傷ついた。他のやり方があっただろうし、もっと良い形で物事を修正することができたはずだ」と苦言を呈した。(高橋智行通信員)
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