人間は目的地まで「最短」とは異なる基準で経路を選んでいる可能性がある

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2点間の最短距離が直線であることは知られていますが、現実には現在地と目的地を結ぶ直線道路があるわけではないので、建物や通行不可能なところを避けた経路を選ぶことになります。この経路選択において、人間は「最短経路」ではない別の指針を持っている可能性があることが研究により示されました。

マサチューセッツ工科大学のクリスチャン・ボンジョルノ氏らの研究チームは、1年間にわたり1万4000人以上の歩行者から収集した、55万件以上の歩行経路のデータセットを基に調査を行いました。その結果、歩行者の多くは最短経路を選択する代わりにチームが「最尖端経路」と表現する、「なるべく目的地の方向を直接向いているようにみえる経路」を選択していることがわかったとのこと。

加えて、人間は異なる2点間を往復する際、「非対称的な経路を通る」ということも分かっています。このことを示した地図が以下のもので、家のマークから旗のマークまでを行く経路と、旗のマークから家のマークまでを行く経路が異なっていることが示されています。

 

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これは目的地を通りの名前で記憶している地域限定ではないかな? わざわざ反対方向向いてスタートする例は、目的地の方向ではなく目的地近くの通りの方向にに向かっているとしか解釈できない。

遠回りこそが最短の道だからね

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