Amazon Echo Show 8発表、自動フレーミング機能を搭載

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Amazon Echo Show 8発表、自動フレーミング機能を搭載
Image: Amazon

発売は6月だよ。

Amazon(アマゾン)の、Echo Showシリーズの最新モデルEcho Show 8」(第2世代)Echo Show 5」(第2世代)が発表されました。さらに、子供向けに最適化された「Echo Show 5 Kids Edtion」も新たに登場です(現時点でEcho Show 5 Kidsは、日本のAmazon.co.jpには掲載されていません)。

自動でユーザーの動きをとらえるEcho Show 8の新機能が目玉アップデート

Echo Show 8は8インチ、Echo Show 5は5.5インチのスクリーンを搭載していますが、今回のアップデートの大部分はEcho Show 8の方に寄せられています。Echo Show 8には130メガピクセルの広角カメラを搭載、画角内にいるユーザーの動きを自動でパンやズームをする自動フレーミング機能が新たに加わりました。FacebookのPortalや、Google Nest Hub Maxにも同様の機能がすでに搭載されていますが、この機能はオクタコアプロセッサによって実現されているとのこと。Echo Show 10のように、スクリーンは物理的に回転し追随しません。さらに、Echo Show 8は、また、通話中にAR(拡張現実)効果をオンにすることができるので、ストリートアートや古典的な絵画などを設定したカスタムバーチャル背景も設定できます。また、Zoomに対応しているので、「アレクサ、私のZoomミーティングに参加して」と話しかけるだけで、ミーティングに素早く参加することができます。

第2世代のEcho Show 8は、「人の形」がデバイスに近づくと検知するようにプログラムされており、そこから関連するルーティンを表示したり、暗い部屋で照明をつけるなどのルーティンを自動的に起動します。アマゾンは、これらの機能を利用するにはオプトイン(ユーザーの許可が必要)のみとしており、機器セットアップの際に、アクセスコードを入力して事前に同意する必要があります。Google Nestデバイスにも同様の機能がありますが、こちらはスピーカーとマイクを使用し、デバイスの前から約 1.2~1.8 m の範囲内に人がいるかどうかを判断する「超音波センサー」を利用しています。

また、Echo Show 8とEcho Show 5両方で、スマートディスプレイに搭載されたカメラをスマホから遠隔で操作して、部屋の中を常に覗き見ることができます。

Echo Show 5は値下げに

一方でEcho Show 5のアップデートは、スペックが少し良くなった程度です。カメラが若干改善されましたが、新しいEcho Show 8に搭載されている自動フレーミング機能はありません。さらに値下げされ日本での販売価格は8,980円です。Echo Show 5 Kids Editionは95ドル(約1万円)で新登場しました。Amazon Kids Plusサービスが含まれていて、子供向けにチューニングされた動画、オーディオブック、ゲーム、音楽などのコンテンツを提供しています。また物理的破損については2年間の補償つきです。

家族や友人とのビデオ通話に、より高解像度のスマートディスプレイを求めているのであれば、EchoShow 8は、127度の広角カメラに6.5メガピクセルのカメラのGoogle Nest Hub Maxよりも少し勝っています。

「Echo Show 8」はチャコールとグレーシャーホワイトの2色展開で、日本での販売価格は14,980円。「Echo Show 5」はチャコール、グレーシャーホワイト、ディープシーブルーの3色展開で日本での販売価格は8,980円で、両方とも発売予定日は2021年6月9日です。

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