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厚生労働省と講談社は人気漫画「はたらく細胞」のうち、新型コロナウイルスに関する2編を、動画配信サイト「ユーチューブ」で無料公開を始めた。正しい知識を楽しく学んで対策に生かしてもらうのが狙いだ。国際協力機構(JICA)の支援で、英語やヒンディー語への翻訳も進めている。
「はたらく細胞」は、人体を構成する約37兆の細胞の一つ一つが人間だとしたら――という着想から生まれた作品。花粉症や食中毒など次々と起こるトラブルに、赤血球や白血球たちが立ち向かう姿が人気を呼び、シリーズ累計500万部を突破。アニメ化もされた。
今回公開された「新型コロナウイルス編」(約14分)はウイルスと免疫細胞らとの攻防を描き、「感染予防編」(約6分)は細胞たちの視点から手洗いや3密回避の重要性を訴えた。
2編の医療監修に携わった国立国際医療研究センターの
無料公開は来年3月末まで。ユーチューブの検索窓に「はたらく細胞 コロナ」と入力するとたどり着ける。