肘でドア開閉・施錠、ANA機内トイレに新装置

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 全日本空輸(ANA)は今月から、機内トイレのドアを肘で開閉できる装置の設置を始めた。ドアの取っ手などに直接触れる必要がなく、新型コロナウイルスの感染防止に役立つと見込んでいる。

感染症対策の政府計画、経済活動とバランス図り「柔軟かつ機動的」に切り替え…コロナ教訓に
ドアの内側に設置されたハンドル(左)と施錠金具(右)。ともに肘で開け閉めできる(ANA提供)
ドアの内側に設置されたハンドル(左)と施錠金具(右)。ともに肘で開け閉めできる(ANA提供)

 航空機の内装を手がける「ジャムコ」(東京)と共同で開発した。ドアの取っ手部分に肘をかけることができる大きさのハンドルを取り付け、肘で押したり引いたりして開閉する仕組みだ。ドアの施錠金具も拳ほどの大きさに変更し、肘でスライドさせて施錠や解錠ができる。

 ともに国内線で運航する中型機「ボーイング787」と大型機「ボーイング777」の計21機に順次設置していく方針だ。ANAには、トイレのドアの取っ手に手を触れることを不安視する声が搭乗客などから多数寄せられていたという。

新型コロナ・都道府県別感染者数や最新ニュース
【連載】コロナの先へ 危機の教訓
スクラップは会員限定です

使い方
「経済」の最新記事一覧
記事に関する報告
2039343 0 経済 2021/05/09 21:44:00 2021/05/09 21:44:00 2021/05/09 21:44:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210509-OYT1I50076-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)