ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(35)が右手薬指の剥離骨折と、右手中指と薬指の靱帯(じんたい)損傷の重傷を負った。同日に高橋純平投手(24)も「右第4中手骨基部骨折」で出場選手登録を抹消。開幕から1カ月が過ぎ、離脱者が相次いでいる。今季の負傷者は以下の通り。

◆千賀滉大投手 4月6日の日本ハム戦(札幌ドーム)で左足をひねって緊急降板。「左足首の靱帯(じんたい)損傷」で、復帰まで2~3カ月かかる見込みとなった。

◆東浜巨投手 昨季の終盤戦に右肩不調でチームを離脱。今季は実戦復帰だった4月2日の2軍中日戦で左足首付近に打球が直撃するアクシデントも、順調にリハビリを重ねた。直近では5月5日の2軍広島戦で7回途中6失点も109球を投じた。再度2軍で実戦登板する見込み。

◆森唯斗投手 「左肘関節化膿(かのう)性滑液包炎」のため、4月30日に出場選手登録を抹消。13試合で1勝8セーブ、防御率1・38と好成績を残していた守護神が離脱した。

◆高橋純平投手 「右第4中手骨基部骨折」で8日に出場選手登録を抹消。7日西武戦の試合前練習で患部に違和感を覚えた。

◆ジュリスベル・グラシアル内野手 5月8日の西武戦(ペイペイドーム)で「右手薬指の剥離(はくり)骨折」と「右手中指と薬指の靱帯(じんたい)損傷」の重症と負った。3週間は患部固定。9日からリハビリ組に合流することが決まり、長期離脱は避けられなくなった。

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